明治35年（1902年）

10月 ◆「芋ようかん」と「舟和」

羊羹司舟和として創業。創業者 小林和助が、当時高級品だった煉ようかんの代わりに、庶民が食べられるように芋ようかんを考案。現在まで親しまれている芋ようかんのルーツです。
明治35年（1902年）に現本店所在地 東京都台東区浅草1丁目22番10号に羊かん司「舟和」として、芋ようかん、あんこ玉、栗むしようかん、煉ようかんを販売する店として開店致しました。

明治36年（1903年）

11月 ◆「みつ豆」の始まり

「みつ豆ホール」を開店。子供のおやつとされていた「みつ豆」を色鮮やかなフルーツを盛り付けて提供。大人気を博しました。
今では、全国の喫茶店で召し上れるようになりましたが、舟和が世に先駆け「みつ豆ホール」を開設し、初めて喫茶店でみつ豆をご提供したのが、「舟和がみつ豆の元祖」たる所以です。

大正12年（1923年）

9月 ◆大正後期の舟和「みつ豆ホール」

関東大震災等の困難を乗り越えながら、浅草の復興と共に舟和も成長を続けました。

昭和8年（1933年）

戦災、そして再開

昭和8年、4店の支店ができましたが、昭和20年戦災による約1年間の本支店の閉店を経て、昭和21年5月本店を再開いたしました。

昭和25年（1950年）

10月 ◆個人営業から法人営業に切り替える。

昭和27年（1952年）

戦後復興とともに、広がる舟和ブランド

昭和27年4月、舟和の芋ようかんは東京都観光協会によって観光土産品に推奨されました。
昭和28年には日本橋白木屋（旧東急百貨店日本橋店）に出店し、その後、お客様のご愛顧を有り難く賜り、多店舗にわたる出店となりました。

昭和28年（1953年）

4月　◆日本橋白木屋（後の東急百貨店日本橋店、現在コレド日本橋）に出店

昭和31年（1956年）

12月 ◆浅草聖天町に150坪の最新式設備による工場を完成。芋ようかん他菓子類一切の製造業務を移転する。

昭和37年（1962年）

12月 ◆東京都台東区駒形1丁目9番5号に地上6階地下1階の第二工場落成

昭和38年（1963年）

12月 ◆東京都台東区駒形1丁目9番5号に本社を移転

昭和41年（1966年）

12月 ◆浦和工場竣工　操業スタート

昭和50年（1975年）

5月 ◆新しい浅草本店

昭和50年5月、地上6階地下1階建ての浅草本店を新設しまして、売店及び和風喫茶室を開店し、現在に至ります。

平成3年（1991年）

12月 ◆台東区浅草1丁目3番5号雷門通りに雷門店出店

平成13年（2001年）

4月　◆仲見世通りに仲見世2号店出店

平成14年（2002年）

100周年を迎えて

浅草・舟和本店は平成14年度にお陰様をもちまして100周年をむかえました。
これからも創業者の信念に基づき、製品の安全・安心を第一に、お客様に美味しいお菓子をお召し上がり頂けますよう、従業員一同一心に取り組んで参る所存でございますので、相変わらぬ愛顧を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

平成22年（2010年）

4月 ◆仲見世通りに仲見世3号店出店

10月 目黒区自由が丘にふなわかふぇ自由が丘店出店

平成24年（2012年）

9月 ◆新宿区高田馬場にふなわかふぇ高田馬場店出店

10月 ◆台東区雷門にふなわかふぇ浅草店出店

平成29年（2017年）

12月◆浅草本店をリニューアルオープン

令和元年（2019年）

◆令和、受け継がれる伝統

創業者の和菓子に対する精神を守り続け、時代と伝統を受け継ぎ技に磨きをかけ、自然の持ち味を生かせる原材料を使用し、安心・安全なお菓子作りを引き続き目指して参ります。